2007-01-01から1年間の記事一覧

緊急事態

プロレスの話はまた今度しますから。 あの、携帯がクラッシュしやがりました。やばいです。データもアウトです。というわけで、私の知り合いの方は、私までアドレスをご連絡いただけるようお願いいたします。

現代プロレスの可能性〜過剰な<痛み>の向こう側〜

おひさしぶりです。どうにもこうにも卒論などで忙しくてちっとも更新ができておりません。 数少ない読者の方には大変ご迷惑をおかけしております。 以前にもお話ししたように、卒論のテーマがプロレス(雑誌)ということもあって、近頃はずーーっとプロレス…

新聞没落

ちまたで話題らしい週刊ダイヤモンドの「新聞没落」の記事。 目にして見ましたが、まぁ、とくに目新しいこともなく、だいぶ前に読んだ『新聞社』をコンパクトにまとめた感じ。 だからといって悪い記事だというわけでもなく、おそらくこうなるだろうなぁと僕…

現代批評の流れをまとめてみようプロジェクト 略してGNMプロジェクト

最近、あらためて東浩紀とか大塚英志を読み直したりしてるんだけど、なんかいまいち批評界*1全体の流れとかが理解しづらい気がする。 ということで、90年前半からの批評の流れを一括できるような文章を書いてみようと思う。まぁ、こんなことにはたいした意味…

支那はやっぱり支那と呼べ

お久しぶりです。突然ですが、この記事に目を通していただきたい。 社名に泣く「中国食品工業」誤解され破産(日刊スポーツ)最近話題の中国食品の影響で、中国とはまるで関係ない「岡山県」の「中国食品工業」が破産したということだ。 正直、この記事を見…

シリーズ・お願いだから消えてくれ1〜佐高信〜

お久しぶりです。 というわけで、今回から始まりました、<シリーズ・お願いだから消えてくれ> 記念すべき第一回は辛口の評論家でおなじみ佐高信センセでございます。えっ?前回までのメディアの話はどうしたって? 何のことだかさっぱり…笑まぁ、正直にい…

誰がメディアを縛るのか〜次世代メディア・アーキテクチャーを問う〜

現状整理の前に、ちょっと思うことを。 メディア規制に反対する人たちはおそらく、各人が倫理的に動けば間違いは起こらないと思っている。それはもちろん正論だろう。みんながしっかりとした職業意識をもって働けば世の中きちんとまわるだろう。しかし、だ。…

誰がメディアを縛るのか〜次世代メディア・アーキテクチャーを問う〜

新聞学科生らしく、メディアについてのお話をしてみよう。 最近ふと考えていたのだが、やっぱりある程度のメディア規制は必要だろうと思う。 こんなことを言うと、やれ表現の自由だとか、報道の自由だとかぬかす輩がいるんだが、メディアがすでに第四権力と…

ハンセン病・ハンセン氏病・癩病 どう呼ぶべきか

まぁ、まためんどくさいお話。宮台氏がずーっとハンセン氏病と言っている。いや、たぶん間違った呼び方ではなんだけど、いくら人名のついた病気だからってわざわざ敬称とかいるのかねぇ。だったらカウパー腺*1なんかもカウパー氏腺になるんじゃねーか…と思っ…

勝手にしやがれ

この前、ブログのほうで朝鮮系アメリカ人の票稼ぎのために出した(ように思える)慰安婦決議に対して、「原爆の被害団体から票を取るために、「米国は日本に謝れ」という決議を可決したら米国はどう思うだろうか」と書いていたのだが、何か似たような状況に…

どいつもこいつも馬鹿ばっか

いや、一番馬鹿なのは俺かもしれんが。先日、米国の下院で慰安婦決議が可決された。 予想通り、いわゆる「保守」の人からは「しっかりと反論するべきだ」みたいな声があがったが、そのまえにまずいうべきことがあるんじゃなかろうか。 前のエントリーでもい…

光市母子殺人事件に思ふ

この事件の関する記事やニュースを見るたびに、呉智英の言っていたことがいかに正しいかを実感する。呉氏は言う「近代刑法は加害者の人権のみを考慮して作られた」と。そしてここから呉氏は人間が持つそもそもの権利*1としての復讐権の復権を主張するのだが…

プロレスにおける物語性の終焉と活字プロレスの衰退 序論

つい先日、プロレス専門誌である週刊ゴングが休刊しました。たった3,4誌しかないプロレス誌、その中でもシェア一位であったはずのゴングが休刊となった背景には、発行本社の経営状態の悪化という直接的な問題があるにせよ、プロレスとその専門誌との間にある…

冷酷者の暖かな目線

こういうことを書くと、方々から異論が出そうではあるがとりあえず書いておく*1。最近、教科書検定において沖縄戦の集団自決の記述の一部が削除されたことが波紋を呼んでいる。集団自決が「軍によって強制された」ということが「断定的」だということによっ…

どちらにせよダメということ

先日自殺した松岡農相。結局汚職事件に関しては何もわからずじまいで終結してしまったように見える。 とある情報によれば、自殺の数日前に地元のほうに東京地検特捜部が入りあれこれと押収していたようだ。それらの証拠からすると、「限りなく黒に近いグレー…

現代最強のトリックスター

私が考え方のスタンスにおいて一番影響を受けている評論家に呉智英という人がいる。 呉氏についてはこちらを見ていただきたい。呉智英は(自称)封建主義者で、民主主義そしてそのバックボーンである人権思想を「単なるイデオロギーでしかない」と断言してい…

地方に権限なんて必要ない

今おはよんを見ていたら、大都市の知事が政府に対して税源の問題で苦情を言っていた。地方分権は現代における政策課題の中での大きなひとつであるが、遅々として進んでいないのが現状である。 っていうかさ、ホントにやる気あんのかなぁとまで思う。もちろん…

ファスト風土は文化の「敗北」なのか?

「ファスト風土」に関してですが、僕の実感では意外にみんな知らないもんだなぁと思う。ファスト風土についてはおそらくはてなキーワードでリンクされるはずなので、そこを見てくれればいいのですが、簡単にいえば地方や郊外ではジャスコみたいな大型ショッ…

あたしはだあれ?

最近ブログを書きながら思うことに「一人称」の問題がある。 「僕」「ぼく」「俺」「私」「あたし」「あたい」と読み返してみるといろいろあるのだけど、実際のところ全部無意識のうちに一人称を決めているので、自分でもどうしてこう使い分けるのかはよくわ…

眠れぬ夜に戯言を

眠たいのに眠れないこんな夜は、どうでもいいことをつらつらと書いてみよう。

死刑宣告

この前、新潮新書から出た『新聞社-破綻したビジネスモデル』という本について立教の服部教授が褒めていたので読んでみた。結論からいえば、ぼくが新聞奨学生2年間と新聞学科3年ちょっとの経験だけでたどり着けた考えをウン十年もかかってやっと発見してる著…

みんなで露出狂になろう!〜権力との愉快な戦い方〜

自衛隊の行っていた監視活動をどう捉えるべきか。メディアを見ているとなかなか面白い反応をしている。たとえば、僕がふと見ていたワイドショーでは、司会のアナウンサーが「まったく、どうなっているんでしょうかねぇ」などとありきたりな怒りを見せている…

やっぱ顔です〜キャリアアップという名の現実逃避〜

今日はグレンラガンについて書こうと思ったけど、それはまた今度にしよう。最近、日本の新聞社のリクルートシステムが、米国みたいだったらなぁとふと思う。 米国の記者は基本的に大学でジャーナリズムを学び、その後まずは地方の無名の新聞社に就職するパタ…

女と権力、そして報道〜ジャーナリストは只野仁になれるか〜

いやー、すっげー久しぶり。就活中は書きたいけどもあんまり時間がなくてつい日記のほうだけになってしまいますね。今日も別にそんなにたいしたことではないのですが、ちょっと書きたいことがあるので書いてみます。 今回のお題は「西山事件」です。詳しいこ…

清潔で 平坦な 世界

さっき何気なくニュース23を見てたら見世物小屋の特集をしていました。見世物小屋を簡単に説明いたしますと、蛇を食ったりだとか、口から火を噴いたりだとかする変な芸と河童のミイラなどのような変なものの二本立てで構成される興行で、大体はお祭りなどで…

オッサンからの大きなお世話

そういえば、最初のほうで新聞学科について書くとか言って全く書いてないね。 というわけで、今日はうちの学科についてちょっとした話をしましょう。ウチの学科では二年次から必修でゼミがあります。 まぁ、新聞学科ということなんで、それぞれマスコミとか…

第何次かわからんゲーム機戦争

ついに火蓋が切って落とされたWii対PS3のゲーム機戦争。どうやら初動はWiiの方が優勢って感じかな。 だんだん難解になっていったゲームを単純な方向へとシフトチェンジしたWiiではありますが、どうもヘビーユーザーからはそっぽを向かれそうな予感もある。 …

DJ OZMA

好きだよ、綾小路君。 あのさー、昨日のラジオで伊集院も言ってたけどさ、NHKずるいよね。演出についてまったく知らなかったなんてあり得るの?仮に知らなかったとしても、お前らが選んで出したんだから、最後の責任はお前らが取れよ。内心ここの視聴率はそ…

ホワイトカラーエグゼンプション

まぁ、なんつーの。そりゃ残業手当が出なくなるの大問題なのだが、飲食なんかでは当たり前のようにサービス残業やらされてる状況ってのもあって、ホワイトカラー(あんまこの言い方好きじゃないな)だけが残業して得してるんじゃねーのっていう気にもなる。 …

フセイン元大統領処刑

最初見たときは「殺すの早っ」って思ったけど、イラクの国内法で判決後から一ヶ月以内での執行が決まってるらしいから、どうせとっとと死んじゃうわけだったのね。 そういえば、設置当初からイラク特別法廷には「正当性」に関する非難がありましたね。アメリ…