オッサンからの大きなお世話
そういえば、最初のほうで新聞学科について書くとか言って全く書いてないね。
というわけで、今日はうちの学科についてちょっとした話をしましょう。
ウチの学科では二年次から必修でゼミがあります。
まぁ、新聞学科ということなんで、それぞれマスコミとかジャーナリズムについて考えたりするゼミなんですが、どうも各ゼミごとでやってることがあまりにも違っています。
とあるゼミでは、二年、三年ともに一年を通してテーマに沿った研究をやったりするのに対して、僕のいる橋場ゼミなんかでは研究は夏休みしかやらなくて、二年はマスコミの会社見学に行ったり、三年では英語の文献購読をしたりしています。まぁ、大体のゼミは研究やってるんで、ウチだけが変わってるみたいなんですが。
まぁ、僕なんかはゼミごとに違うことやってたって別に構わないし、むしろそっちのほうが面白いように思うんですが、実はいろいろと問題もあるみたいなんです。
この前ゼミの後輩と話してたら、今年の二年の中に転ゼミ*1希望の子がそこそこいるらしいんです。で、理由を聞いてみると、ウチのゼミだと研究とかブックレポートとかがないから、どうも勉強がちゃんとできてないんじゃねーかっていう焦りみたいなもんがあるみたい。
それを聞いて僕は「二年生はまじめだなー」なんて思ったりもしたんですが、ちょっと納得いかない部分もあるなぁと思う。
確かに、他のゼミに比べると、僕らのゼミはなーんにもやってないように思う。それは僕も二年のときにふと思ったりもしたよ。だから、二年生の気持ちはよーくわかる。
でもさー、研究っていってもみんなそんなに大したことやってないんだよ、実は。もちろんみんな頑張っているのは当然だし、研究やるからにはその分野の本とかも読んでて勉強はしてる。だけどね、結局のところ、俺らができる研究なんてたかが知れてるんだわ。だって、みんなの基本的なスキルなんてたいしてかわんねーんだもん。中にはすごい人もいるけどね、そりゃ。
だからさ、そんなに焦る必要はないと思うんだよねぇ。橋場ゼミだってちゃんといろんなこと勉強してると思うよ。それは研究みたいに形に残るもんじゃないけどさ。俺はゼミを通して、橋場先生を通して勉強だけじゃなくていろんなことを教えてもらったような気がする。
まぁ、課題でも出されなきゃ本読まないってのはあるんだろうけどさ、課題で出されて無理に読んだ本なんて結局役に立たないんだよね。やっぱり自分から読もうって気にならないと時間の無駄だと思うよ。
もっと本音を言えばさ、俺は橋場ゼミのメンバーが二年、三年関係なくみんな好きだし、一緒にいて面白いから、ゼミが好きなんだよね。せっかく何かの縁で橋場ゼミを選んでくれたんだから、そういう子がいなくなるのは寂しいなぁと思う。
こんなことをいったところで、本人がどーしてもっていうなら止めようがないし、そもそも二年生はこのブログ読んでないんで意味無いんだけどね。残念だし、もったいないなーと思う。
大学時代しか研究なんてできないって言うのはわかるんだけどねぇ…。研究なんてしなくたっていいじゃん。勉強のやり方なんていくらでもあるよ。
僕は他のゼミの人より勉強してないとは思わないけどなぁ。
*1:ゼミを変えること