アフター11イヤーズ〜僕らと彼らの距離〜①

今、ワタクシは上智社会学科の授業の「宗教社会学Ⅱ」というものに出ております。今期一番の当たり授業だと思ってるんですが、実はそろそろレポートを出さなくちゃいけなくなりました。
そこで、ここで宗教についていろいろ考えてみることで、レポートの下書き代わり、ブレインストーミング代わりとしてお話をしてみようと思います。

とりあえず、そのレポートのテーマがですね

「オウムに関する村上春樹の作品を読んで、現代日本の宗教とわれわれ現代日本人とのかかわりについての現状を分析し、これからの社会においてどのような付き合い方が望ましいかのべよ」

っていう感じです。ここでいう村上春樹の作品ってのは『アンダーグラウンド』とその続編の二つのことなんですが、まだ私全部読んでおりません。なので、今回は適当にボクの考えをたらたらと述べて、現状の整理からしていきましょう。

ここでいう現代日本の宗教とは、俗に言う新宗教・新新宗教の類のことなんですが、ここから解説していきましょう。
新宗教とは大体幕末以降に誕生した宗教のことで、新宗教とはそれからかなり後の1970年代以降に誕生した宗教だといわれています。

例えば、かの有名な創価学会立正佼成会天理教は前者に、幸福の科学サイエントロジーなどが後者に当たり、テーマのオウム真理教もここに含まれます。

両者の違いというのは…まぁいろいろあるんですが、ボクの実感としては新新宗教のほうが<より胡散臭い>。笑
いや、創価学会とかもそれはそれは胡散臭いと皆様は思うかもしれませんが、教義だけをみるならばそれほどヒドイもんでもない気が僕はします。(ただ、その教義を広めるシステムとか手法がとんでもないって言う意見は正当だと思う。まぁ、それも商売って言う点から見れば素晴らしいものなのかもしれないけど)

それに較べて、新新宗教の教義の酷さと言ったらもう…。
例えば、ラエリアン・ムーブメントという教団をご存知ですか?一時期新聞とかにも載ったらしいですから名前ぐらいなら知ってる人は知ってるかもしれません。
この教団の始まりがそもそもすごい。
フランス人のクロード・ボリロンという人が山で宇宙人に会ったというところから話は始まります。その宇宙人から6日間にわたりメッセージを受けたクロードがそのメッセージをさらに広げるために興した教団がラエリアン・ムーブメントだということです。

ね、これだけでもびっくりするっしょ?宇宙人だよ?でもまだ続くの。

この宇宙人が言うには、地球上の生物はすべて自分たちがDNA操作とかクローン技術を使って作ったもので人類もそうなんだそうです。

まぁ、そんなこんなで面白い話が続いていくんですが、ここはラエリアンを紹介するとこじゃないのでいいとしましょう。あ、この教団の特徴として「フリーセックス」があるらしいんですが、誰か入ってみて調べてくんない?本当だったら俺も入るから(冗談ですよ〜笑)

他にも調べてみると新新宗教は結構すごいのが多いんです。

でも、新新宗教にすごいのが多いのには実はちゃんとした理由があるらしいんですね。
それはまた次回に紹介します。